アフィリエイトリンクの自己クリックによる提携解除の危険性をASPの中の人に聞いてみた

アフィリエイトの記事を書いていてよくある、アフィリエイトリンクがきちんと貼れているかの確認。

その際に自分のリンクをクリックすることがあると思います。

自分で自分のリンクをクリックすることを自己クリックと呼び、アフィリエイトでは不可欠な作業。

そんな自己クリックが案件の提携解除の原因になりますか?との質問をいただきました。

この記事はアフィリエイトスクールatusの参加者から実際にいただいた質問を元に「自己クリックによる提携解除の危険性」をサポート担当の弓田純が解説していきます。

自己クリックによる提携解除・アカウント停止の可能性があるとの情報を得た

ある日atusに参加されている方から質問をいただきました。

自己クリックについてお聞きしたいです。

質問は以下の内容。

「自己クリックをすると広告主と提携解除になる、最悪の場合ASPのアカウント停止になる可能性があると、検索して出てきた記事で読みました。

広告リンクがきちんと貼れているかどうかのチェックをしたいのですが、スマホやPCで気軽にクリックしても大丈夫でしょうか?

そういった可能性は本当にあるのでしょうか?」

atusは8年間アフィリエイトスクールを運営してきていますが、これまで自己クリックによる提携解除やアカウント停止の事例は見たことも聞いたこともありません。

とはいえ事実だと困るので、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)の方へ実際に直接質問をしてみました。

自己クリックしたからといって契約解除まで至ることはほぼなし

リンク確認の為の自己クリックで提携解除に至ることはありますか?

ASP
ASP

掲載確認のために1〜2回の自己クリックをしたからといって提携解除まで至ることは稀かと思います。

リンクがキチンと貼れているかの確認ぐらいの回数では、提携解除に至ることはありません。

タグがちゃんと貼り付けられているか、リンク切れになっていないか、自分のリンクをクリックして広告主のLPがちゃんと表示されるのかなどを確認することもあると思います。

その程度のリンクのクリック回数であれば、提携解除はありませんので安心してください。

ASP
ASP

ただしそれ以外のケースで、自己クリックに関しての注意点があります。

自己クリック後に成果地点に至った場合

自己クリック後に成果地点に至った場合、プログラムによっては注意が必要です。

アフィリエイトプログラムの中には、自己購入OKのプログラムと自己購入NGのプログラムがあります。

自己購入OKのプログラムはプログラム詳細画面に「本人OK」などのマークが示されています。

自己購入OKのプログラムでは自己クリック後に成果地点に至っても問題はありません。

自己購入OKの本人OKプログラム

一方で、自己購入NGの場合は注意が必要です。

自己購入NGプログラムはプログラム詳細画面に「本人NG」などのマークが示されている案件です。

「この自己購入NGプログラムで自己クリック後に成果地点に至った場合は、提携解除などのペナルティが発生する場合があります。」とのこと。

自己購入NGプログラムでは、自己クリックでのサービスの契約や商品購入は避けてください。

自己購入NGの本人NGプログラム

ただし万が一誤って購入してしまった場合でも、ASPの問い合わせフォームより間違って成約に至った事実を伝えれば提携解除やペナルティを避けられる可能性もあります。

落ち着いて対処してくださいね。

大量に自己クリックした場合

ASP
ASP

複数回のクリックはお控えください。

「1~2回などの確認のためのクリックと判断できないほど、大量の自己クリックはお控えください。

大量の自己クリックがあるにも関わらず成果が発生しない場合、CVに至らないメディアまたは不正メディアと判断されることがあります。」

その場合、一概には言えませんが広告主様の判断にて提携解除されることもあるかもしれないとのことです。

ASP
ASP

※広告主様の判断のため弊社からは断言できませんが・・

広告主から誤解されるような、大量の自己クリックは控えてください。

クリック課金プログラムでは自己クリックNG

ASP
ASP

クリック課金プログラムでは自己クリックはお控えください。

アフィリエイトプログラムの中には、クリックに対して成果が発生するプログラムがあります。

そういったプログラムを取り扱っている場合、自己クリックでも報酬が発生してしまうので控えてください。

例として、クリック課金は以下のようなものがあります。

リスティング掲載の場合

ASP
ASP

リスティング掲載の場合、広告主様はリスティング出稿のチェックを随時行っております。


リスティング出稿をしていて大量のクリックがあるにも関わらず成約に至らなかった場合などは、広告主の意向によっては確認が入ることがあるようです。あ

不正メディアと疑われないためにも、リスティング掲載の場合も自己クリックには注意が必要です。

プログラムの詳細に特記されている場合

自己クリックについて、プログラムの詳細に注意等が記載されている場合があります。

取り扱っているプログラムの提携・掲載に関する注意事項などはチェックしておきたいところです。

下記の場合は禁止事項として、自己クリックによる自己購入は禁止事項となっています。

まとめ

今回の質問の主旨である

「リンクの確認の為に自己クリックで提携解除はあり得るのか?」という答えに対しては、確認のための数回のクリックでは問題ないとASPの方から回答をいただきました。

その上で、成果に至ってしまった場合やクリック課金のプログラムでは注意が必要です。

ルールを守ってアフィリエイトに取り組んでいきたいですね。

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