アフィリエイトの体験記事で見本になる記事(TOYOTAのKINT編)

体験記事はいかにユーザーにその商品を疑似体験してもらうかといった点に置いて、アイフィエイターの腕の見せ所。

今回ご紹介させていただくアフィリエイトの見本となる記事は、こちらの素晴らしい体験記事です。

トヨタが提供する車のサブスクサービス「KINTO」を紹介する記事。

ユーザーが「KINTO」を契約する際に乗りたい車に試乗して、申し込み、そして納車までといった流れが、目の前で実際に見ているのかと感じるほどリアルに描かれています。

契約する前にユーザーが知りたいであろうことを、体験ベースで書かれたオリジナリティあふれる記事。ぜひご一読ください。

今回はこの記事のどういったところが秀逸なのかを解説したので、参考にしてみてください。

アフィリエイトスクールatusのコーチリーダーのゆうです。
車のサブスクを初めて利用するワクワクや店舗でのやりとりがリアルに伝わってくる記事でしたよ!

ポイント1:「そんなのありそう」をイメージさせる表現

記事は「埼玉県在住のJさん」に協力してもらい、トヨタKINTOの申し込みから納車までを紹介するといった流れではじまります。

KINTOとは、なぜKINTOしたのか?などのそもそも論を述べた後に、来店した際の描写が描かれます。

まずその中で特に秀逸だと思ったのが、試乗予約し来店した際のこの部分。

【2021年7月1日】試乗予約し来店
ディーラーとしては残価設定などのほうが利益が得られるから、当然そっちを勧められました(汗)やんわりと断りを入れて、KINTOを利用すると言っちゃいましたけどw。

でも、問題なく進めてくれたので、露骨に嫌そうにしてたら他の店舗にしようかと思ったけど、全くそんなこともなく帰りにパンフレットを頂きました。

記事よりスクショ

ディーラーへお目当ての車の試乗に行った際に、KINTOでの契約ではなく残価設定での購入を勧められるというなんともリアルな体験談。

ディーラー側からすると利益率の高いサービスを薦めてくるのは当然で、「それは言ってくるよね〜」といったユーザーの共感が得られそうなポイント。

そのうえで、露骨に嫌そうな顔もされずに問題なく進めてくれたこともしっかりと記載。

リアルな体験談で「そんな感じありそう」とそのやりとりもイメージできる上、企業への敬意も感じる書き方だと思いました。

ポイント2:契約時の心配を先回りして安心させてくれる

次の秀逸ポイントは

【2021年7月5日 13:00】:審査通過の連絡の項目。

ユーザーは、心配を先回りして安心させてくれる書き手に対して信頼感を覚えます。

審査が通った旨の連絡メールのスクショの後、すかさずすぐに

審査通過しても、契約手続きをしなければ契約になりません。勝手に契約されることはないので安心してください。もし審査OKとなってもキャンセルはできるので、審査に通るか確認のために申し込みするのは「あり」です。

といった記述があり、「あれ?審査後すぐに契約になるの?」といったユーザーが感じるであろう不安を先に解決する気配りが、ユーザーをこの記事から離脱させない工夫だなと感じました。

またその後にも

【補足】契約後はKINTOをキャンセルできない
KINTOを契約するうえで注意しておきたいのが「契約後はKINTOをキャンセルできない」ということです。※クーリングオフもできません。

KINTOは車のサブスクリプションとは言え、いつでもカンタンに変更や解約ができるわけではありません。契約後に中途解約する場合は違約金・解約金が発生します。

「間違ってもなんとかなるでしょ?」と軽いノリで契約すると失敗するので、そのあたりを認識し、当サイトのKINTO関連記事もご覧いただいてから契約してください。

記事よりスクショ

といったように、取り扱っているアフィリエイト商品を押し売りするのではなく、購入前に知っておくべきルールもしっかり明示しています。

ユーザーにとっては好感を抱ける内容ですし、購入後のトラブルも未然に防ぐ記述になっていました。

購入後のトラブルを未然に防ぐ記述は、広告主側からしてもありがたいですよね。

ポイント3:納車後の感情と購買意欲をそそる感想

ついに納車。新しい車が手に入る喜び感情が伝わってきます。

ほしいものを買った人の感情が伝わると、ミラーリング効果もあり読んでいる側の購買意欲が高まります。

ついに!ついに納車で~す!!いや~待ちましたよwディーラーに買取もお願いしてたから、そのクルマで店舗まで行けてラクでした。購入するのと同じく担当営業マンから説明があるので安心。必要書類にサインし完了です。

今後は、こちらのディーラーと従業員の方々にお世話になります。

あ、そうそう。KINTOマイページで受取確認のボタンを忘れず押します。これ大事。

喜びの感情を伝えるだけでなく、実際の流れや注意点も記載。より体験談としてのリアリティが伝わってきました。

また購買意欲をそそる感想も秀逸だと思いました。

KINTOを利用してみた感想
KINTOをしてみて真っ先に思ったのは「ラク」だということ(笑)
僕の場合、試乗と買取があったので納車までに2回ほど来店してますが、これがなければ納車まで一度も来店しないでいいわけですから、もうその時点でかなりの手間が省けますよね。
それにKINTOは大量購入による値引き仕入れしてるから値引き交渉せずともおトクです。
〜中略〜
でも、KINTOは初めから値引きされて良心的な料金設定になってるから、値引き交渉してイヤな気持ちになることもありません。この交渉する手間も不要なのが良かったと思います。

記事よりスクショ

いや~クルマを持つのってめんどくさく感じてましたけど、KINTOのようなサブスクリプションは本当にラクです。
一度味わってしまうとこれまでの買い方に戻れなくなりそうな気がします

それぐらい面倒な手続きが一切なくて、「え?こんなカンタンでいいの?」と逆に不安になってしまうぐらいラクなんですから。
今回は7年プランで契約したので、7年後にはアルファードを手放すことになるけど、またKINTOを利用して乗り換えようかなと思います。それぐらい便利で素晴らしいサービスです。

これまでの車に対しての負の印象と、KINTOにしたことで得られた正の感想を対比表現で表し、KINTOにすればそんなにいいんだ!気持ちにさせてくれました。

これはユーザーを無理に説得させるのではなく自ら納得してもらう表現で、素晴らしい書き方だなぁと感服しました!

リアルな体験談こそユーザーにとって役立つ記事

体験談の記事では、書いてあることをいかにユーザーにリアルに感じ取ってもらえるかが重要です。

体験してみてこそわかる具体的なやりとりや、そこにしか出てこない言葉もあります。

また実際に感じたその商品の注意点や確認しておきたいルールなども、一緒に記事で伝えることができればユーザーにとっても広告主にとっても役立つ記事にすることができます。

今回ご紹介させていただいた「トヨタKINTOを契約してみた!納車までの流れと感想を語ります 」は、まさにユーザーにも広告主にも役立つ記事でしたね!